こうせんせいかつろくねんめ!
この記事は、Kosen13s Advent Calendar 2018 15日目の記事です。
他のメンバーの記事面白いからみなさんも読んでね。
はじめに
どうもみなさんこんにちは、辺境で仙人修行をしているはむしたーです。
毎年アドベントカレンダーの記事を書くときにしか更新されないこのブログですが、今年もその時期がやってきたので更新していきたいと思います。
さて、今年のKosen13s Advent Calendarのテーマは新生活についてだそうです。
みんな面白おかしい新生活?について書いてますね!(まだ全部は読んでない)
ぼくもこの流れに続いて素敵な新生活の記事を!と行ければよかったのですが、如何せん、ぼく実はまだ高専にいるんですよ……
困りましたね……
というわけで何を書こうか悩んだんですが、いっそ開き直って高専のPRでもしようかなと思ったんで、今回は高専について6年弱見てきて思ったことや見つけた事実を独断と偏見でデコレーションして書いていきます。
お付き合いよろしくおねがします。
高専について
まあわざわざこの記事見に来るみなさんには高専の説明なんて必要ないですよね
なので初っ端からぼくが思う高専のメリットを上げていきます
ぼくが思う高専の良いところ・すごいところ100選
・特殊なカリキュラムで高校+大学の7年分を5年でやる
・自由な校風
・すごい学生が多い
・すごい先生も多い
・わりと良い環境
・謎の高専ネットワーク
・編入という道
・etc.
あげると結構出てくるもんでして。ですがまあキリがないのでこのぐらいにして、それぞれについて少し詳しく見てみましょう
特殊なカリキュラムで高校+大学の7年分を5年でやる
みなさん知っての通り、高専は5年制です。この5年間で高校3年分と大学4年分の勉強ができるというのが売りですね。
この5年間制度、両論賛否ありますがぼくは結構良いと思っています。
これは、高専5年間で習った内容は大学での教育にも負けていないと思うからですね。
もちろん年数が少ないので足りてないところは大いにあると思うのですが、それでも総合的な知識で言えば負けていないんじゃないでしょうか。
最近は高専生がいろんなところで見直されてるみたいですしね。
(ここを見たら自慢げにいろんな記事が乗ってます)
自由な校風
高専は全国のほとんどの都道府県にありますが、どこの高専も校則はわりとゆるいみたいです。
髪の色なんかも自由だし、アクセサリーなんかも自由。そこらの自称進学校みたいにバイトも禁止されてない(うちの学校ほんとは禁止されてるはずだけど、むしろ先生が勧めてくる)。
また、各種申請も通りやすく、人数を集めたら簡単に同好会や部活が作れたり、学校の施設を借りられたりします。
これは、先生方が監督する気がないというわけではなく、むしろ学生側の裁量に全てを任せている感じですね。ありがたいことです。
すごい学生が多い
題の通り、高専にはすごい学生が多いです。
すごいと言っても何がすごいのか。
ぼくは、高専生には2種類のすごい学生がいると思っています。
まず1種類目はクリエイティブな学生。
学生時代から自主的にプログラミングなどに代表される学業とは関係ない(学科によっては関係ないわけでもない)技能を習得し、面白いものや役に立つものを作って全世界に公開したり、プロコンやロボコンなどのコンテストなんかで賞をとったりしている人たちのことです。
kosen13sのみんなの中だとらりょすさん、みずきちさんなんかが代表的な気がしますね。
ぼくの主観だとこういった学生は、どの学科でも必ず年に1人はるような気がします。このタイプの学生は、進学せず就職したり、進学してもやりたいことを見つけると中退してそっちに行こうとする人が大多数だと感じられます。
やりたいことがあってそれをすぐ行動に移せる実行力。素晴らしいですね。
今回は二人を例にあげましたが、kosen13sのメンバーで就職している勢はわりとみんなつよつよな感じです。ほんと尊敬します。
もう1種類はアカデミックな学生です。
ぼくのいうアカデミックな学生とは、高専で習った学問をしっかり押さえ、その知識をもとに研究などの分野で実績を上げている人たちです。そう、よく学会なんかで授業を休んでいるあいつらですね。
このタイプの学生もなんだかんだいるんじゃないでしょうか。
高専の卒研はわりと何かものを作っておしまいと言われることが多い中、学術的な研究をして成果を出している彼らもまたすごいと思います。
この記事では名指しでうちの高専と共同研究をしていたことが書かれていますが、まさにここで書かれている研究をしていた先輩がこのタイプでした。
一般的な大学では3年後半~4年前半ぐらいから研究室に配属され研究を開始しますが、高専ではどんなに遅くとも本科5年(一般大学だと2年に相当)から研究を始め、学会で全国を飛び回り、時には海外の学会に参加したりもします。
流石に海外の学会に行くのは専攻科生が主になりますが、本科からも優秀な学生がごく稀にいったりするという話を聞きます。
こうした学生は専攻科に進学したり、大学に編入したりして研究を続けていく人が多い気がします。
こういった2種類のすごい学生がいて、それを目標として日々学んでいけるのはとっても貴重でいい環境だと思います。
すごい先生も多い
これに関してはうちの学科の先生と、少し他の学校でお世話になった先生のことぐらいしかわからないんですが、すごい学生が多い高専の先生もやはりすごい人が多いです。
経歴を見たらなんでこの学校にいるのか聞きたくなる先生や、ものすごく研究に力を入れている先生なんかはちらほらいる気がします。
例えばうちの学科の先生(うちのキャンパスはちょっと特殊なので他の学科はよく知らない)だと、学会で年の3分の1は海外飛び回ってる先生(すごい)、暇があれば論文書いてる先生(やばい。うちの研究室の先生)、なんか知らんがコンピューターアーキテクチャーにものすごく強くて自作CPUから一般的なマザーボードの修理ができる先生(頭おかしい。あんなもんどう直すねん)なんかがいたりします。
というかこんな辺境の学校で13人中11人も科研費引いて研究してるので大概みんなすごいです。
必ずしもこの凄さが指導者としての実力につながるわけではなく、傲慢な言い方をすればあまり教師としてよくない先生もいますが、やはり研究するにあたって実績を残している人たちの指導はためになることが多いと感じます。
わりと良い環境
これは今まで書いてきた要素と次の項目の要素がほとんど全てですね。
実力のある先輩や同級生がいて、知識と経験がある先生方の指導を受けられる。
様々な機器が揃っていて、それを自由に使うことができる。
そして何か行動を起こしたいときに学校が支援してくれる。
他にも、人によっては寮に入ることでいろいろなことを学べたという人もいるんじゃないでしょうか。
また、次に詳しく書きますが高専同士の相互ネットワークなんかも高専生の成長の一因となっていると思います
こういった環境はとても素晴らしいものです。
高専はわりと恵まれた環境にあるんじゃないでしょうか。
謎の高専ネットワーク
はい。謎のネットワークです。
高専生は高専という極めて特殊な環境にあるため、基本的に周りの高校の生徒なんかと学校の話が合いません。中学校の同級生なんかと話すときも技術的な話をすると基本的に全く理解されません。
そんなIT系に明るく、周りの学生と話が合わない学生はどうなるでしょうか。
簡単ですね。他校の高専生と繋がります。
本来ならだいたい都道府県に1校しかない高専。物理的に、他校と繋がるという発想はあまり出てこない気がしますが、そこは技術系高専生。いんたーねっつを活用し、「ついったあ」なる謎のツールで日々他の高専の仲間とやりとりしたりしています。
ではこの高専ネットワーク、何がいいんでしょうか。
まず利点としてあげられるのは次のようなものです。
高専生は技術的な活動をする際かなりマイナーなことも調べたりするのですが、そうして調べたことをTLに流したりしています。そうした貴重な情報を無意識的に覚えてたりします。(テスト勉強の内容よりTLの中身の方を覚えてるのは高専生あるある)また、そういった情報が流れてきたとき、その内容について面白そうだと思い触発され、自分も手を動かし始めることがあります。そしてその内容をまたツイートすることで次の誰かがまた何かを始めたりといったことがあります。
つまり、意識して調べなきゃ手に入らない情報どころか、意識的に調べても手に入らない情報なんかが自然とインプットされたり、それに触発され自分も活動し、それを発信する立場になったりします。
次に利点としてあげられるのは、何か活動を起こそうと思った際にアクセスできる人脈が自然に構築されるところです。例えばそれは合同勉強会であったり、技術交流会であったりですね。高専生はわりとコミュ障が多いのですが、ツイッターで知り合ったことのある人とならなぜかうまく行く傾向があります。
(というかなぜかカンファとかで偶然あっても高専生は共鳴しますが)
最後にストレス発散の場になることです。まさか課題やレポートでストレスがマッハだなんて口が裂けても言えないのでこれについては詳しくは言いませんが、まあそういうことです。
ていうかほとんどこれツイッターのPRだな。
とまあそんな感じで高専生は謎のネットワークを築く習性があります。
おまけ、次の項目まで読み飛ばしてもいいかも。
この高専ネットワークのみなさんですが、わりと高専のことをディスります。
もう二言目には「高専はクソ」と言うぐらいにディスります。
ですがみなさん騙されてはいけません。これを言う奴は半分ぐらいは高専が大好きです。
ノリで一緒にディスるのはいいですが、あまり言い過ぎないようにしましょう。
特に、高専生以外がいうと積極的に反論することが多いです。
自分がディスるのはいいけど、他人にディスられるのは嫌だっていう心理ですね。
難儀な生態をしています。
一方、高専生はJABEEという組織についても言及することがあります。
これは極めて謎の組織で、高専はほぼこの謎の組織に支配されています。
高専生はこの謎の組織についてもディスることがありますが、これは99割ぐらい本心で言っているので、高専生がこの組織についてディスっているときはとりあえず同意しておきましょう。
本当に難儀な生態ですね。
編入という道
ここまでまあ高専のいいところについて書いてきましたが、高専まででは不十分だ!という学生のために、上でも少し書いた専攻科進学と大学編入という二つの進学パターンがあります。
専攻科は、単純に高専のエクストラコースという感じで、人数が減った分少人数制となる授業と本科から継続できる研究、あと一般の大学に対して学費が安いのが特徴です。
大学編入は、それぞれの大学の3年次(大学によっては2年次)に編入することです。普通の大学生として2年学び、それぞれの大学で学位を受け取ることができます。
この二つについては一長一短あり、とても書ききれないのであえて書かないのですが、どちらも高専終了後の有力な候補です。もし高専に来よう、もしくは今から進路を決めるという方はこの二つについて詳しく調べてみてください。
ちなみに僕は3年間の研究というワードに惹かれて専攻科選びました。
終わりに
長文お付き合いありがとございました。
ここまで高専で僕がいいと思ったことを書いてきましたが、もちろん他にも書ききれなかったいいところはありますし、悪いところもあります。
ですがなんだかんだでここに来たことを後悔はしていないので、高専はやっぱりいいんじゃないかなぁと思います。
みんな高専もっと周りに勧めような!
あと今回のイベントもう10箱も開けたのに礼装が落ちません。
誰か助けて。
らりょす・クッキー🍪
はじめに
この記事は らりょす Advent Calendar 11日目の記事です。
adventar.org
どうもお久しぶりです。今年もクリスマスの予定がないげっ歯類系高専生のはむしたーです。
去年以来全く動かしてなかった(というか動いていたことがほぼ無い)このブログですが、今年もアドベントカレンダーの時期がやってきたので久々に更新しました。
と、いうわけで早速内容に入っていきましょう。
らりょすくっきー
今回の記事について。
今回書くのはらりょすカレンダーの記事ということで、らりょす伝説の中でも特におもちゃにされてる「らりょすくっきー」についてです。
らりょす学は専門ではないのですが、どうぞよろしくお願いします。
ではまず「らりょすくっきー」について。
らりょす学における「らりょすくっきー」とは、2015年ごろから理論が提唱され始め、2016年のプロコンがあった頃から観測されるようになった主に食用となるお菓子のことです。
見た目はこんな感じです。
#procon27 pic.twitter.com/edcQse2bEb
— Daichi OBINATA (@earth2001y) 2016年10月9日
ここまでの記事でも取り上げている人がいることから、らりょす界隈では人気があることが伺えますね。
遊び方
そんな感じで人気のコンテンツであるらりょすくっきーにはたくさんの遊び方があります。
公式推奨の「食べる」
らりょくっきー、ガソリンとゴムとクッキーをたして2.5で割ったような匂いがした#procon27
— はむしたー.py (@hamudantyo) 2016年10月9日
自分で「作る」
「らりょすクッキーは自分で作れ」と誰か氏に言われたので作りました
— ま (@passion905) 2016年10月9日
もう一生作りません pic.twitter.com/C5f11oaxOr
そして「割る」
:raryosu_broken: #procon27 pic.twitter.com/HLnaIo06kl
— じゅりあん (@MITLicense) 2016年10月8日
「砕く」
#LGTM なときにお使いください pic.twitter.com/6NrnfzXfzk
— じゅりあん (@MITLicense) 2016年10月8日
「粉々にする」
— じゅりあん (@MITLicense) 2016年10月8日
このように多様な遊び方のある「らりょすくっきー」
もしあなたがらりょすくんに会う機会があったのなら、あなたもねだってみてはどうでしょうか?
まとめ
みなさんつおくかしこいらりょすくんに清き一票をよろしくおねがいします。
逆求人フェスティバルに初めて参加したお話
はじめに
この記事は kosen13s' Advent Calendar 22日目の記事でした。
忘れてて本当にすまんかった……
逆求人に行った話
さて、気を取り直して恒例の挨拶から。
どうもこんにちは。
クリスマスが近づき、女の子から連絡こないかな~などと思いながらそわそわと頻繁にLINEを確認するようになるも、ついぞ某ドナルド氏からの広告しかこず、ふてくされていたらいつの間にか年末を迎えてしまった辺境の高専生はむしたーです。
今回の記事は僕が初めて逆求人フェスティバルに参加したときのことについてです。
えーまずは(逆求人てなんぞや……?)って方のために逆求人について説明します。
簡単に言いますと、逆求人とは、株式会社ジースタイラスさんが運営していらっしゃる就活イベントの一つです。
就活イベントと言えば、「~説明会」とか「~セミナー」のような企業から学生に対して行われるイベントが一般的だと思うのですが、逆求人はその逆で学生から企業に対してアプローチするイベントですね。
企業の人と個人でお話して、企業の方に自分の経歴や特技なんかをまとめたプレゼンテーションをしたり、その企業についてのお話を伺ったりする感じの雰囲気のいいイベントでした。
そんな逆求人に行って来た話を今日はします。
というわけで時は遡り1ヶ月半ぐらい前。
以前高専カンファや高専プロコンなんかでお会いした及川さんからご連絡がありました。
曰く、「来月東京で高専逆求人ていうイベントがあるんだけど興味ない?」との事。
実はこの時僕ははまだ進路についてまだ何も決めておらず、ふわっとした考えで毎日遊んでいたのですが、「実際の企業の方のお話を聞くのも進路を決める材料が増えていいと思うよ」というアドバイスを受け参加してみる事にしました。
逆求人というイベントに関してはかの有名なしおみさんのおかげで知っていたのですが、今まで参加したことなく、周りに参加したことあるという人もおらず、更に久しぶりの一人旅ということで結構緊張しながら準備をしていました。
そして迎えた12/18日当日。
夜行バスでの移動で寝不足だし体は痛いし、れぽーよくん書いてて実はまだプレゼンのスライド完成していない。
そんな状況で新宿のバスタに放り出されるところからこの1日が始まりました。
(とりあえずスライド完成させなきゃ。焦るな、まだ2時間半は余裕がある……!)などと考え歩いていると運良くスタバを発見。
意識高い系のフリをしながらカフェモカで二時間粘り、なんとかスライドを完成させることができました。
この時点でもうやることがなくなってしまったのでとりあえず両国駅に移動しようと考え移動開始です。
その途中Twitterをみてると、kosen13s'のイカれたメンバーの一人であるやがみあんのアニキも今から向かうとのことでしたので合流してから移動しようと思い国技館あたりをうろちょろ。
その後まあなんとか合流して、無事会場へ連れて行ってもらいました。
やったね。
今回の逆求人のイベントではまず簡単な名刺交換の練習があり、その後企業さんとの名刺交換&多少のフリートーク、その後お昼休憩を挟み企業の方との面談という流れでした。
面談する企業はMAX6社で基本的に企業からの指名なのですが、運が良かったのか僕は6枠を超える指名を頂いたみたいで、最終的にレバレジーズ様、ネクスト様、セレス様、NTTPCコミュニケーションズ様、Amazon Web Service様、ZERO TO ONE様の6社と面談させていただきました。
どの会社の担当の方のお話もとても興味深いことや参考になること、気付かされることが多く、とてもためになるイベントでした。
このイベントのお陰で進路も無事決定したので、来年はそれに向けて頑張りたいと思います。
まとめ
今年はいろいろな方にお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。